日常的な小さな腰痛を放っておいたら危険！腰痛が楽になり根本的解消するピラティスとは？

●　店舗パーソナルレッスン

●　50分間

●　一回のレッスン変化

今回は、いつもご利用されておられる会員様で “数日前から腰が痛い”というお悩みが出てしまった時のレッスンの一部始終についてご紹介します。こられたときは歩き方がおかしく、今日はどうしたんですか？！という状態・・・

腰痛の発生原因を細かく聴取させていただきましたが、普段と異なる明らかな日常生活の変化点や覚えている範囲での不良動作等はありませんでした。ただ、元々お仕事で身体の負担がかかりやすく、以前から腰痛についてはありました。

だんだんと出にくい状態になられていたので、久しぶりに困った状態で来られました。

問題点・改善点としては以下のような点が挙げられました。

胸椎の動きが極端に悪く腰ばかり使う動きで腰部のストレス増加

股関節のインナーマッスル、脚や骨盤から腰部に付着する筋肉が上手くはたらいていない

猫背や脛が外に開くこと（膝下O脚）で腰が前に抜けたりお腹の筋肉が抜けている状態

お腹が抜けることで肋骨が上がりやすくなり、呼吸が浅く肩周りが過剰に緊張してしまう状態（脳の過剰緊張で神経が過敏になることで全身の緊張が上がり、腰痛増強、肩こりや疲れやすさなどの誘発にも影響、肋骨が上がることで腰部も不安定性増強）

腰痛に左右差はなく、前屈動作時の痛みがメインという状態でした。腰痛発生時に明らかな受傷機転がなく、数日経っていて評価では医学的に危険な所見も見られなかったので、痛みの状態を見ながらセッションを実施することにしました。

根本的な問題となっている可能性の高い背骨と股関節、骨盤帯周りの調整を呼吸でリラクゼーションをかけながら行い、腰背部の過剰緊張によって抜けてしまったお腹を再び活性化することを主体に置き、ただ単に痛みをとることだけではなく、エクササイズでより負担をかけて痛みが増強しないこと、取れた痛みが再度生じにくい身体に整えることを目的に行わせていただきました。

終わる頃には明らかに全体的な動きがよく、痛かった前屈動作も痛みが取れたとおっしゃれていました。来られた際には歩き方も少しおかしかったですが、帰る時には足腰軽快に帰っていかれました ^ ^

以下に実際の動きを動画でお見せします（左がBefore、右がAfter）。動画音声でも「凄い！軽い！動く！！！」っと、おっしゃられていましたが、個人特定がしにくいように音声は消しています。