

反り腰改善にはピラティス!その原因と正しい姿勢に矯正するエクササイズ3選
ピラティスは反り腰の改善や姿勢矯正に効果的です。インナーマッスルを鍛えて骨盤の歪みを整えることで、自然と正しい姿勢が保てるようになります。 長時間立っていると腰が痛くなる、ヒールを履くと腰が反ってしまう…そんなお悩みはありませんか?反り腰は、腰痛や太ももの張り、ぽっこりお腹の原因になることも。 そこで今回は、反り腰の原因や身体への影響を解説し、姿勢改善に役立つマシンピラティスのエクササイズもご紹介します!
- 公開日
- 更新日

東京・横浜の医療機関にて理学療法士として7年間リハビリテーション臨床現場に従事し、予防医学の重要性を強く感じピラティスインストラクターとなる。現在は、地元東北でPilates Studio DEP 仙台店 Calm代表として、年間1500セッション以上のレッスンを担当する人気インストラクター。予防医学の発展に向け地域貢献を行っている。
Index
反り腰とは?
反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰椎(腰の骨)が過剰に反った状態のことを指します。お尻が突き出て、お腹が前に出るような姿勢が特徴的です。この姿勢は見た目の問題だけでなく、腰椎に過度な負担がかかるため、腰痛の原因にもなります。また、体幹がうまく使えないため、筋肉のアンバランスを引き起こしやすくなります。
反り腰が身体に与える悪影響
反り腰を放っておくと、以下のような不調を招く可能性があります。
・腰痛や背中の張りが起きやすくなる
・太ももの前側が張りやすくなる
・ぽっこりお腹になりやすい
・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
・お尻が垂れて見える、姿勢が悪く見える
改善のためには、まずは自分の姿勢を知ることが第一歩です。
実は、反り腰を改善するには姿勢だけでなく、呼吸機能も大きく関係しています。詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
反り腰のセルフチェック方法
以下の方法で、自分が反り腰かどうかをチェックしてみましょう。
【チェック方法】
1、壁に背を向けて立ち、かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁につける
2、腰と壁の隙間に手を入れて確認する
・拳がすっぽり入る → 反り腰の可能性大
・お腹が前に出ている、骨盤が前に傾いている → 反り腰の兆候
どちらかに当てはまる場合、反り腰の可能性が高いです。
反り腰の原因とは?
反り腰になってしまう主な原因は以下の通りです。
骨盤の前傾とインナーマッスルの低下
骨盤が前に傾くことで、腰椎が過度に反り、反り腰になります。腹横筋などのインナーマッスルが弱いと、骨盤を正しく支えられなくなります。
ヒールの着用や立ち方の癖
ヒールを履くと重心が前に移動し、バランスをとるために腰を反らせる姿勢になりがちです。また、片足重心などのクセも骨盤の傾きを助長します。
腹筋・お尻の筋力低下
お腹とお尻の筋肉が弱くなると、骨盤が安定せず、腰椎が反りやすくなります。
長時間の立ち仕事や反り癖
無意識に腰を反らせて立つ癖があると、筋肉のバランスが崩れて姿勢が固定化されてしまいます。
反り腰改善には「ピラティス」が最適!
反り腰の改善には、骨盤を正しい位置に保ち、体幹の安定性を高めることが必要不可欠です。そこで効果的なのがピラティスです。
ピラティスは、1920年代にジョセフ・ヒューベルト・ピラティス氏(男性)によって考案されたエクササイズメソッドです。もともと負傷兵のリハビリとして考案され、現在では姿勢改善やボディメイク、運動パフォーマンス向上など幅広い目的で取り入れられています。
特徴的なのは、 「体幹(コア)の強化」 「正しい骨の配列(アライメント)」「呼吸との連動」 です。これらを意識しながら動くことで、筋力バランスが整い、無理なく正しい姿勢を維持できるようになります。
ピラティスについては、以下も併せてご覧ください!
▶︎ピラティスが向いている人とは?インナーマッスル矯正の驚きの効果を解説
反り腰を改善すると、見た目が整うだけでなく、次のようなさまざまな良い効果があります。
・骨盤の傾きが整い、腰椎の負担が軽減されて腰痛改善
・お尻が引き締まり、ヒップアップ効果でスタイルがよく見える
・体幹が使えるようになり、姿勢が安定して疲れにくくなる
・太ももの前側の張りが軽減され、脚のラインがすっきり
・呼吸が深くなり、自律神経のバランスが整いやすくなる
ピラティスは、無理なく姿勢を整えることができるため、運動が苦手な方や初心者の方にもおすすめです。
実際にピラティスを取り入れて、反り腰が改善された方の事例をご紹介します!年齢や性別を問わず、多くの方が姿勢と体調の変化を実感されています。
▶︎【施術事例】反り腰を改善して、柔軟性のあるしなやかな身体になりたい!
▶︎【施術事例】反り腰・ぽっこりお腹を解消したい!
マシンピラティスで無理なく反り腰改善
反り腰の改善には、ピラティスの中でも初心者におすすめの「マシンピラティス」から始めるのが効果的です。マットを使用した「マットピラティス」とは異なり、専用のピラティスマシンを使用して行うエクササイズで、身体の動きをサポートしながら、正しいフォームを自然に身につけることができます。
特に反り腰のような姿勢の癖は、正しいアライメント(骨の配列)を身体に覚えさせることが重要です。マシンのサポートによって無理なく動けるため、安全に・効率よく・効果的に反り腰の改善が目指せます。
・マシンピラティスについて詳しく知りたい方はこちら
▶︎マシンピラティスはこれで全てわかる!特徴と効果を徹底解説!
・マットピラティスとの違いを知りたい方はこちら
▶︎マットピラティスとマシンピラティスの違いとは?初心者が知っておきたい効果とメリットを徹底解説!
また、ご自宅でも簡単にできる反り腰改善エクササイズもあります。隙間時間を活用して継続することで、より効果的に姿勢を整えることができます。
・自宅でできる反り腰改善エクササイズはこちら
▶︎【ローリングシリーズプレエクササイズ】下腹ぽっこり・股関節ガッツリ
反り腰におすすめのマシンピラティスエクササイズ
反り腰改善におすすめのマシンピラティスのエクササイズを3つご紹介します。
ヒップフレクサーストレッチ(コアアライン)
効果:太もも前側の柔軟性を高め、骨盤の過度な前傾を緩和する
反り腰の多くは、太ももの前側の柔軟性が低下しています。コアアラインを使ったヒップフレクサーストレッチでは、骨盤を安定させながら股関節周囲の柔軟性を引き出すことができるため、正しい骨盤位置へと導きやすくなります。
ペルビックレイズ(チェア)
効果:腹部のインナーマッスルとお尻の筋肉を強化し、骨盤の安定性を高める
骨盤をコントロールする筋力が弱いと、反り腰の姿勢を無意識に取りがちです。チェアを使用したペルビックレイズでは、重力に逆らって骨盤を持ち上げることで、体幹とお尻の筋力を効率的に強化することができます。
ダウンストレッチ(リフォーマー)
効果:体幹の安定性を保ちながら背骨の動きを引き出す
反り腰の方は背中の筋肉が過剰に緊張していることが多く、背骨の柔軟な動きが妨げられています。リフォーマーを使ったダウンストレッチでは、腹筋と背筋のバランスを整えながら、全身を伸ばす感覚を得られるため、自然な背骨のラインへと近づけます。
反り腰姿勢の改善効果をより高めるために
反り腰姿勢の改善効果をより高めるためには、「良い姿勢の理解」と「適切な方法」の実践が重要です。ピラティススタジオDEPでは、その内容を網羅した『姿勢改善マニュアル』を特別に無料公開中です。
このマニュアルでは、
・「良い姿勢」とはどんな状態なのか
・不良姿勢の具体例とその原因
・効果的な姿勢改善エクササイズと日常で気をつけるポイント
これらを丁寧に解説しています。
今回ご紹介したエクササイズと併せて活用することで、より短期間で結果を実感いただける内容になっています。
お近くの店舗の公式LINEより今すぐ受け取ることができますので、ぜひご活用ください。
まとめ
反り腰は見た目だけでなく、腰痛や身体の不調の原因になります。ピラティスで骨盤の位置と体幹を整えることで、自然に美しい姿勢を保てるようになります。
特にマシンピラティスは、身体をサポートしながら効率よくトレーニングできるため、反り腰改善に最適です。ぜひ実践し、姿勢の変化を実感してみてください。
なお、ピラティススタジオDEPでは、現在、キャンペーン中で初回体験レッスンを破格の金額で実施しており、効果を体感できなかった場合は全額返金保証となっております。興味があればお近くの店舗をぜひご活用ください。
※ありがたいことに沢山のご予約をいただいております。レッスン枠には限りがございますのでお早めにご連絡ください。

東京・横浜の医療機関にて理学療法士として7年間リハビリテーション臨床現場に従事し、予防医学の重要性を強く感じピラティスインストラクターとなる。現在は、地元東北でPilates Studio DEP 仙台店 Calm代表として、年間1500セッション以上のレッスンを担当する人気インストラクター。予防医学の発展に向け地域貢献を行っている。