初心者必見!筋膜リリースのやり方|効果・注意点・おすすめセルフケア法を徹底解説
筋膜リリースは、肩こり・腰痛改善効果や、姿勢、柔軟性改善が期待できるセルフケア方法です。フォームローラーを用いれば、自宅でも手軽に始めやすいことも魅力です。この記事では筋膜リリース初心者がまず知っておくべきポイントをまとめています。
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Pilates Studio DEP 米子店代表。総合病院・大学病院で15年間勤務し、高齢者から若年者まで延べ35000件以上のリハビリテーションを経験。その後ピラティスの可能性に魅了され、インストラクターとなりDEP米子店をOPEN。並行してスポーツトレーナーとしても活動継続中。8年間で10チーム以上のサポートを行い、インターハイ、国体、天皇杯への帯同歴あり。現在もプロ選手からジュニア世代まで幅広い選手のサポートを行っている。
Index
筋膜リリース(筋膜ローラー)とは?

筋膜リリースとは、筋膜とその周囲組織の滑りを改善し、痛みやこり、姿勢の歪みを改善する方法です。理学療法士やセラピストが手を使って行う方法もありますが、フォームローラーを用いると自宅でも行えるため、初心者の方でも始めやすいのが特徴です。
筋膜とは何か?
筋膜とは、頭の先から爪先までの筋肉を包む薄い膜です。オレンジで例えると果肉を包む白い薄皮の部分にあたります。
筋膜の役割と特徴
筋膜は以下のような役割があります。
・筋肉の形を保つ
・隣り合う筋肉の摩擦を抑える
・効率の良く動くための滑りを作る
しかし、長時間同じ姿勢で過ごしたり、ストレスや運動不足が続くと、筋膜が硬くなり、本来スムーズに動くはずの組織同士がくっついてしまうことがあります。
この状態を「癒着(ゆちゃく)」といいます。
なぜ筋膜リリースが必要なのか
筋膜リリースが必要とされる理由は、筋膜の癒着やねじれによって生じる痛み・動きにくさ・姿勢の歪みを改善するためです。
リリースを行うことで、筋膜の滑りの悪さを改善し、筋肉、関節の動きをスムーズに戻すことができます。
筋膜ローラーを使ったリリースの基本原理

筋膜ローラーを使ったリリースの基本原理は、自重(自分の体重)でゆっくりと圧をかけることで効果を発揮します。
具体的には、
・圧と摩擦で筋膜の滑りが改善する
・筋肉の柔軟性が戻り動きが改善する
・筋膜の感覚センサーが刺激され筋肉が緩む
・結果的に痛みの軽減が得られる
という仕組みです。
筋膜リリースの効果

筋膜リリースの効果は主に、痛みの軽減、柔軟性の改善、筋肉のこわばり緩和、リカバリー促進になります。以下に具体的な症状に対しての効果について説明します。
肩こり・腰痛など不調改善への効果
肩こり腰痛の多くは、長時間の同一姿勢により筋肉がこわばり、神経が過敏になります。これにより筋肉が引っ張られて痛みを感じやすくなります。筋膜リリースを行うことで、筋膜の滑りが改善すると、肩や腰の張り感が軽くなって動きやすくなります。
また、慢性的な肩こりや腰痛は、筋膜リリースだけでなく「正しい動き」を身につけることも重要です。
ピラティスと組み合わせることで慢性的な肩こり・腰痛が改善した事例もあります。
▶︎ 肩こり・腰痛へのピラティス効果
姿勢改善・柔軟性アップ
筋膜は全身をタイツのように包んでいます。このタイツの一部が硬くなると姿勢が引っ張られ、動きがぎこちなくなります。筋膜リリースによりねじれをほぐすことで、肩や骨盤の位置が戻りやすくなったり、動作がスムーズになり柔軟性が向上します。
筋膜の硬さは、猫背や骨盤の歪みなど姿勢不良の原因にもなります。姿勢改善を目的とする場合は、筋膜リリースに加えて正しい動きを学ぶことが重要です。
▶︎ 猫背改善にはピラティスが最適な理由
ダイエット・むくみ解消への期待
ローラーで圧迫・解放を繰り返すと、血液とリンパの流れが促進され、むくみ軽減効果が期待できます。さらに血流がよくなると体温と代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい状態を作ります。しかし、筋膜リリース自体に脂肪燃焼効果はありません。ダイエット効果のためには、エネルギー消費を増やすための運動(有酸素運動や筋力トレーニング)を組み合わせる必要があります。
むくみ対策としては、筋膜リリースで巡りを整えた後に、軽い運動を組み合わせるのがおすすめです。
▶︎ むくみ解消に効果的なピラティスエクササイズはこちら
初心者におすすめの筋膜リリースのやり方

筋膜リリース初心者は「軽い圧」で始めるのが安全で効果的です。フォームローラーを使って体のこわばりを軽く撫でるイメージです。押しつぶすのではなく、筋膜の滑りを回復させるのが目的となります。
リリースのコツ5つ
・痛みが出ない心地よい強さで行う
・1秒に2〜3cm動かすスピードでゆっくり
・呼吸を止めず吐くことを意識する
・硬い部分は止めて小さく揺らす
・リリース後は軽いストレッチを行うと効果UP
時間と頻度
筋膜は薄い膜なので、長時間の強い刺激は不要です。
1部位30〜90秒
全身合計5〜10分程度
週に3〜5回
服にアイロンをかけてシワを伸ばすように、短く丁寧に繰り返し行うことがポイントとなります。
筋膜リリースの注意点

筋膜リリースは安全で効果的な方法ですが、やり方を誤ると逆効果になることもあります。筋膜リリースの注意点を守り正しい方法で行いましょう。
強い圧・強い痛みは逆効果
強い痛み刺激は筋肉のこわばりや揉み返しを起こすため、「気持ちいい」程度にとどめましょう。
長時間やらない
炎症を起こしたり内出血のリスクがあるため、1部位30〜90秒・全身10分以内を目安に行いましょう。
骨・神経部位は避ける
神経を圧迫したり、痛みが過敏となっている恐れがあるため、背骨、膝裏、首の前側、肋骨の端は避けて行いましょう。
呼吸を止めない
呼吸を止めてしまうと筋膜の緊張を高めてしまうので、呼吸を止めないように行いましょう。
頻度を守る
過剰刺激は組織損傷のリスクとなるので、週3〜5回、同部位は1〜2回の頻度で行いましょう。
適切なタイミングで行う
体温が高いと筋膜の滑りが良くなるため、入浴前後や運動前後、就寝前に行うと効果的です。
ピラティスと筋膜リリースは相性抜群

ピラティスと筋膜リリースを併用することで相乗効果が期待できます。筋膜リリースは動きを邪魔している硬さやこわばりをほどき、ピラティスはほぐれた身体で正しい動きを覚え、姿勢を整えるというイメージです。つまり、筋膜リリースで準備を行い、ピラティスで動作を学習するというのが効果的な流れになります。
自宅でできるセルフケア方法
以下の動画は筋膜リリースとピラティスを掛け合わせた内容となっています。
腰痛改善や脚痩せ・美脚づくりの効果があり、自宅でも始めやすい運動となっているので、日々のケアにぜひ取り入れてみてください。
まとめ

筋膜リリースは、肩こり・腰痛軽減、姿勢改善、柔軟性アップ、むくみ対策に役立つ手軽なセルフケア方法です。正しい方法で、無理のない範囲で習慣にすれば、体が軽くなり日常の動きも快適になります。まずは気になる部位から、短時間のセルフケアを始めてみましょう。
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※ありがたいことに沢山のご予約をいただいております。レッスン枠には限りがございますのでお早めにご連絡ください。

Pilates Studio DEP 米子店代表。総合病院・大学病院で15年間勤務し、高齢者から若年者まで延べ35000件以上のリハビリテーションを経験。その後ピラティスの可能性に魅了され、インストラクターとなりDEP米子店をOPEN。並行してスポーツトレーナーとしても活動継続中。8年間で10チーム以上のサポートを行い、インターハイ、国体、天皇杯への帯同歴あり。現在もプロ選手からジュニア世代まで幅広い選手のサポートを行っている。














