【貴重な体験談あり】初心者必見のヨガマットの選び方とイントラ愛用の人気ブランド7選
ヨガを始める際、ヨガマットの購入で失敗する人は非常に多いですが、適切なヨガマットの選択は快適で安全なヨガライフをサポートする上で非常に重要です。本記事では、初心者が知っておくべきヨガマットの選び方と、インストラクターに人気のあるおすすめブランド5選と具体的な製品、平均価格までご紹介しています。初心者の方はぜひご参考にしてください!
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Pilates Studio DEP 代表取締役社長。PHI Pilates Comprehensive Instructor、三学会合同呼吸療法認定士、栄養コンシェルジュ2つ星等の専門資格を保有。急性期総合病院や大学病院などで理学療法士として10年以上勤務後、2020年1月にPilates Studio DEPで独立開業。現在、フランチャイズ展開で全国40店舗以上を展開中であり、2023年 NEXT AWARDトレーナー・オブ・ザ・イヤーで全国の数多くのインストラクターの中からプログラムディレクター部門の最優秀賞も受賞。日本理学療法士協会の学会奨励賞等の実績もあり。
ヨガマットの選び方
厚さの選択
ヨガマットの厚さは、一般的に3mmから6mm程度が主流です。薄めのマットは、立位のポーズで安定感を得やすく、バランスを取りやすい特徴があります。一方で、膝や肘をつくポーズが多い場合や、柔らかいサポートが必要な方は、6mm以上の厚めのマットを選ぶと良いですが、厚みが増す分だけマットの重量は重たくなる問題があります。
そのような場合、薄めのマットを買って、以下の写真のようにエクササイズをするときだけヨガマットの端をクルクル丸めて分厚くして使うと良いです。
素材とグリップ力
ヨガマットの素材は、PVC、TPE、天然ゴムなど様々です。PVCは耐久性が高く、価格も手頃ですが、環境への配慮が必要です。TPEや天然ゴムは環境に優しく、グリップ力も優れていますが、価格が高めになる傾向があります。
ヨガでは、床からの力をしっかりと使う動きが多くグリップ力が特に大事です。特に、汗をかいても滑りにくい素材を選ぶことで、安全にポーズを取ることができます。
なお、インストラクターがよく使うテクニックとして、前述と同じように、手や足が滑るときもヨガマットの端を折ったりするとしっかりとグリップでき、エクササイズを効果的に行えます。
持ち運びやすさ
スタジオに通う場合や持ち運びを考慮する場合、軽量でコンパクトにまとめられるマットがおすすめです。一方、自宅での使用が主な場合は、多少重くても安定感のあるマットを選ぶと良いでしょう。
耐久性とお手入れのしやすさ
ヨガマットは定期的に清掃することで、汗や汚れ、細菌の蓄積を防ぐことが重要です。耐久性が高く、清掃が容易な素材を選ぶと、長く清潔に使用できます。特に、閉じたセル構造のマットは水分を弾き、清掃が簡単です。
価格とコスパ
ヨガマットは消耗品であるため、長期的に使用すると必ず買い替えは必要です。
安価なものは上記のような性能が劣るものが多く長期仕様に向きませんが、気軽に使用できます。また、高価なものは素材が良いことが多く総合的に見て性能は高い場合が多い。どの程度のものが欲しいかは人それぞれですが、今回ご紹介するものは安価なものでも非常にコスパが良いものをピックアップしています。
ご自分に合うヨガマットを見つけて、ヨガライフを楽しんでください!
ヨガインストラクターに人気のヨガマットブランド7選と平均価格
以下に、ヨガインストラクターに人気の高いヨガマットブランドとその平均価格をまとめました。前述の性能や価格を踏まえてインストラクター・専門家目線で初心者の方におすすめのヨガマットブランドを激選しました。
※価格は2025年1月段階の公式サイトや一般的な販売サイトの価格を参考にしています。最新情報は各公式ページをご確認ください。
ヨガワークス(YogaWorks)
・公式サイト: https://www.yogaworks.co.jp
・人気商品:ヨガワークス ヨガマット6mm
・平均価格:約4000円~6000円
・特徴:日本国内で高い人気を誇り、軽量でちょうど良いクッション性あり。加えて、安価であるため初心者にまず最初におすすめしたいマット。今回紹介の他のヨガマットと比較すると、反発力が低くやや表面がベタッと沈むような感覚はあるので好きな人と微妙だと感じる人に分かれる印象。
Gaiam(ガイアム)
・公式サイト: https://www.gaiam.com
・人気商品:Gaiam Performance Dry-Grip Yoga Mat
・平均価格:約5000円~8000円
・特徴:ホットヨガ向けに設計され、汗をかいても滑りにくいトップレイヤーを採用。リーズナブルな価格が魅力。
Lululemon(ルルレモン)
・公式サイト: https://shop.lululemon.com
・人気商品:The Reversible Mat
・平均価格:約10000円~15000円
・特徴:世界中のインストラクターに愛用されており、日本でもトップの人気ブランド。リバーシブルデザインで異なるグリップ感を提供し、汗をかいても滑りにくい。特に、汗を吸収する「The Reversible Mat」は汗をかいてもしっかりしたグリップ力があるのでおすすめだが、素材良いため厚みが増すと女性は重量感を感じやすい。
Manduka(マンドゥカ)
・公式サイト: https://www.manduka.com
・人気商品: Manduka PROシリーズ
・平均価格: 約15000円~20000円
・特徴:優れたクッション性と耐久性を持ち、長期間使用できるプロ仕様のヨガマット。エコ素材で環境に優しい点も特徴です。品質の良いヨガマットといえばマンデゥカとみんな言うように非常に人気が高いですが、個人的には汗をかくと表面がやや滑りやすいものが多い印象あり。
Liforme(ライフォーム)
・公式サイト: https://www.liforme.com
・人気商品:Liforme Yoga Mat
・平均価格:約20000円~25000円
・特徴:アライメントガイドがデザインされており、初心者が正しいポーズを取るのに役立つ。グリップ力がよく滑りにくさを重視する方におすすめ。
Alo Yoga(アロヨガ)
• 公式サイト:https://www.aloyoga.com
• 人気商品:Alo Warrior Mat
• 平均価格:約15000円~18000円
• 特徴:抗菌性があり、滑りにくい表面でデザイン性も高く、インストラクターにも人気。
Yogamatters(ヨガマターズ)
・公式サイト:https://www.yogamatters.com
・人気商品:Yogamatters Sticky Yoga Mat
・平均価格:約3000円~5000円
・特徴:イギリス発のヨガマットブランド。カラーバリエーションが豊富で、オシャレなデザインとリーズナブルな価格が人気。軽量で持ち運びやすく、初心者から上級者まで幅広く支持されるスタンダードなヨガマット。
prAna(プラナ)
・公式サイト:https://www.prana.com
・人気商品:prAna E.C.O. Yoga Mat
・平均価格:約6000円~8000円
・特徴:環境に優しい素材を使用し、軽量で持ち運びやすいエコフレンドリーなヨガマット。環境意識の高い方に人気のブランド。
人気のヨガマットブランドの各平均価格は4000円〜25000円前後と幅がありますが、全体平均は1万円程度です。
よくあるご質問(FAQ)
Q1:ヨガマットの適切な清掃方法は?
ヨガマットは専用のクリーナーや、薄めた中性洗剤を使用して表面を拭き、自然乾燥させてください。特に、オープンセル構造のマットは汗を吸収しやすいため、こまめな清掃が必要です。
Q2:ヨガマットの寿命はどのくらいですか?
使用頻度や素材によりますが、一般的には1〜3年が目安です。ただ、耐久性の高いマット(例えばManduka PROシリーズやLululemon The Reversible Matなど)は5年以上使用できることもあります。表面が滑りやすくなったり、へたりが目立つようになってきたら買い替えのサインです。
Q3:初心者におすすめのヨガマットの厚さは?
初心者の方はクッション性があり関節への負担を軽減できる6mm程度の厚さのマットがおすすめです。ただし、バランスの取りやすさも考慮し、ポーズによっては薄めの3〜4mm程度のマットも選択肢に入れると良いでしょう。
Q4:ヨガマットはどこで購入できますか?
ヨガマットは、スポーツ用品店やオンラインショップ(Amazon、楽天、上記の公式ブランドサイトなど)で購入可能です。ただし、個人的にはスポーツ用品メーカーやAmazon・楽天でよく見る「どこのブランドかよくわからないようなメーカーの製品」を買うのはおすすめしません。理由は、多くの場合で大量生産できる安価な他社ブランド製品を自社のロゴなどを入れて卸してもらって販売するOMEであることが多く、品質・性能が微妙だと感じるものが多いからです。実際にあらゆるものを使用してみて、今回ご紹介したようなヨガマットの開発に力を入れている会社の製品が安心だと思いました。
Q5:ヨガマットとピラティスマットの違いは?
ヨガマットは通常3〜6mm程度の厚さで、グリップ力を重視しています。一方、ピラティスマットは6mm以上の厚みがあるものが多く、よりクッション性を重視することが多いのが特徴です。どちらを選ぶかは、行うエクササイズの種類によります。ピラティスマットについてはヨガマットとの違いも含めて以下で解説しています。
▶︎ピラティスに最適なヨガマットの選び方とイントラが愛用する人気ブランド8選
Q6:ヨガマットとピラティスマットは併用できますか?
はい、併用可能です。ただし、ヨガは厚すぎるとバランス系種目がやりにくく、ピラティスは薄すすぎると寝て行う運動で骨の突出部が当たって痛いなどの問題が出てきます。ヨガは薄めの3〜6mm程度、ピラティスは厚めの6mm以上を目安にするとトレーニング効果が高まりやすいので、両者どちらも併用する場合は6mmのヨガマットが良いでしょう。
Q7:自宅用とスタジオ用でマットを使い分けるべきですか?
使い分けず同じものを使用している人も多いですが、持ち運びの頻度に応じて検討するのが理想です。自宅用はヨガマットを持ち運ばないので重さを気にする必要があることは少ななく、しっかりとした安定感のあるものが良いでしょう。スタジオ用(自宅から持ち出すもの)は軽量で持ち運びしやすいものを選ぶと良いでしょう。
Q8:100円均一のヨガマットは使えますか?
100円均一にも500円程度でヨガマットありますが、原価が安い素材で大量生産されたものであり、インストラクターとしては品質に難があると感じます。例えば、マットが薄いものしかない、破れやすい、反発力も安定性もない、化学製品の匂いがキツくベタベタ張り付くような不快な肌触りがあり、汗をかくと滑りやすいなどが使ってみて感じる正直な感想です。
ただ、色んなヨガマットでどれにしようか悩んですぐ手に入れないよりかは、運動したいと思ってるその時に即手に入れた方が良いのですし、高いマットを買って使わないよりかは「安いマットをまず買ってみて、使うなら高いものを買おう!」という風に試験的に買ってみるのも良いと思います。また、屋外でヨガマットを使用する際には、どれだけ高品質のブランド物を使っても汚れや傷みは生じるので、屋外イベントなどの際にはこのような超低価格のヨガマットを活用するというのも良いでしょう。
まとめ
初心者がヨガマットを選ぶ際は、厚さ・素材・グリップ力・持ち運びやすさ・耐久性などを考慮することが大切です。特に、汗をかいても滑りにくいグリップ性の高い素材や適度なクッション性と反発力のあるものを選ぶと、快適にヨガを楽しめます。
また、今回紹介した人気ブランド7選は、多くのヨガインストラクターにも愛用されており、品質評価もお墨付きと言っていいものばかりです。ご自身のスタイルや用途に合わせて、お気に入りのヨガマットを見つけてください!
なお、ピラティススタジオDEP では、現在、初回体験レッスンを破格でご提供しており、効果を体感できなかった場合は全額返金保証の特別キャンペーンを行っております。おすすめのヨガマットのご相談はもちろん、身体を専門的に評価させていただき、初回レッスンの段階から体に合うケアエクササイズもお教えさせていただいていますので、もし興味があればお近くの店舗をぜひご活用ください。
※ありがたいことに沢山のご予約をいただいております。レッスン枠には限りがございますのでお早めにご連絡ください。
Pilates Studio DEP 代表取締役社長。PHI Pilates Comprehensive Instructor、三学会合同呼吸療法認定士、栄養コンシェルジュ2つ星等の専門資格を保有。急性期総合病院や大学病院などで理学療法士として10年以上勤務後、2020年1月にPilates Studio DEPで独立開業。現在、フランチャイズ展開で全国40店舗以上を展開中であり、2023年 NEXT AWARDトレーナー・オブ・ザ・イヤーで全国の数多くのインストラクターの中からプログラムディレクター部門の最優秀賞も受賞。日本理学療法士協会の学会奨励賞等の実績もあり。