

【初心者向け比較ガイド】ピラティスと加圧トレーニングの違いとは?効果・目的別の選び方
姿勢を整えながら全身のバランスを改善したい方には「ピラティス」、短期間で筋力アップや部分的な引き締めを目指したい方には「加圧トレーニング」がおすすめです。本記事では、初心者の方にもわかりやすく、両者の効果や特徴、向いている人の違いを目的別に比較していきます。
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Pilates Studio DEP 和歌山店代表。和歌山県内の病院や老人保険施設、訪問看護で勤務。 医療介護両面から高齢者、難病疾患を中心に地域医療に従事した後、PHI Pilates Comprehensive Instructorとなり大人気店のDEP和歌山店を運営し地域貢献に従事している。
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目的別に比較!ピラティスと加圧トレーニングの選び方早見表
「ピラティス」と「加圧トレーニング」の違いが気になる方へ。
そんな方のために、目的別の比較表を作成しました。筋力アップや姿勢改善、部分引き締めなど、よくあるお悩みごとに両者の特徴をわかりやすく整理しています。
まずはこの表で全体像をつかんでから、以降でそれぞれの効果や注意点をより詳しく解説していきます。
ピラティスとは?効果・特徴・どんな人におすすめか徹底解説
ピラティスは、ドイツ出身のジョセフ・ピラティス氏(男性)により開発された運動メソッドで、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリとして使われたのが始まりです。
現在では中村アンさん・長谷川潤さん・石田ゆり子さん・ミランダ・カーさんなど、多くの著名人も実践されています。
▶ピラティスを実践する有名モデル・タレント・女優22選!驚きの効果も徹底解説
ピラティスの主な効果
・姿勢改善、肩こり、腰痛の予防
・インナーマッスル強化による日常動作の質向上
・呼吸が整い、自律神経が調整され、ストレス軽減や睡眠の質が向上
その他にもピラティスを行うことで得られる驚くべき効果について解説した記事がありますので、以下の記事もご覧ください。
加圧トレーニングとは?効果や安全性・向いている人の特徴
腕や脚の付け根にベルトを巻いて血流を制限し、軽負荷でも高いトレーニング効果を得る方法です。
2019年の研究では、血流制限によって筋肥大と成長ホルモン分泌が促進されることが報告されています。【1】
ただし、加圧トレーニングは血流を一時的に制限するため、心臓や血管への負担がかかることがあり、高血圧や循環器系にリスクのある方には注意が必要です。また、適切な圧力で行わないとめまいや内出血などの体調不良を引き起こす可能性があるため、安全性への配慮がかかせません。
加圧トレーニングの主な効果
・軽負荷でも筋肉をしっかり刺激できる
・成長ホルモンの分泌が促進され、美肌や代謝アップも期待できる
・単関節のトレーニングが中心で、腕や脚の引き締めに向いている
ピラティスとよく比較される筋トレとの違いについても、こちらの記事で解説していますのでチェックしてみてください。
目的別に解説!ピラティスと加圧トレーニングはどっちが効果的?
Q.短期間で筋力アップしたいなら?ピラティスvs加圧トレーニング
A.筋力アップの「速さ」を重視するなら、「加圧トレーニング」が有効です。
加圧トレーニングは、成長ホルモンの分泌を促すことで、軽い負荷でも短期間で筋肥大が期待できるとされています。
一方、ピラティスは体幹や姿勢の基礎作りに重点を置くため、筋力アップには継続的な取り組みが必要です。
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Q.猫背・腰痛を根本から良くするには?姿勢改善に効く運動の選び方
A.身体の使い方から整える「ピラティス」が、不調の根本改善に向いています。
ピラティスは“正しい身体の使い方を学ぶこと”で姿勢のくせにアプローチし、呼吸や身体のバランスを整えます。加圧トレーニングは筋力キープには有効ですが、身体そのものの使い方を変えるにはピラティスが適しています。
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Q.全身ダイエットor部分引き締め?目的別ボディメイク術
A.全身の代謝改善には「ピラティス」、特定部位を狙うなら「加圧トレーニング」が効果的です。
ピラティスは代謝アップや内臓機能の調整を通じて、全身のバランスを整えながら引き締めを期待できます。加圧トレーニングは特定部位に集中的に刺激を与えるため、目的が明確な場合に適しています。
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Q.ロコモ・転倒予防にはどっち?健康寿命を延ばす運動習慣
A.柔軟性・筋力・バランスを総合的に整える「ピラティス」がベースとして最適です。
中高年の方にとって「立つ・歩く・支える」能力を維持するには、無理なく継続でき、全身機能に働きかける運動が肝心です。ピラティスはその条件を満たし、転倒リスクの軽減にも繋がります。
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ピラティス体験者の声と自宅でできるエクササイズ動画の紹介
「整える・鍛える・続けられる」ピラティスは、幅広い世代に選ばれています。
体験者の声と、自宅で続けられるピラティス動画もご紹介します。
まとめ|目的に合った選択で効果的にボディメイク&健康維持をしよう
「ピラティス」と「加圧トレーニング」の両者を比較しましたが、どちらも魅力的なトレーニング方法です。短期間で筋力をつけたい方や、部分的な引き締めを重視するなら「加圧トレーニング」、姿勢を整えならが全身のバランスを改善したい方や、長く続けたい方には「ピラティス」が向いています。
どちらか一方にこだわる必要はありません。目的や体調に合わせて使い分けたり、組み合わせたりすることで、より自分らしく健やかな毎日を目指す一歩になります。あなたの理想の体と、輝かしい未来に向けて、今できる選択を大切にしていきましょう。
なお、ピラティススタジオDEPでは、現在、キャンペーン中で初回体験を破格の金額で実施しており、効果を体感できなかった場合は全額返金保証となっております。お近くの店舗にお気軽にご連絡ください。
※ありがたいことに沢山のご予約をいただいております。レッスン枠には限りがございますので、興味があればお早めにご予約ください。
【参考文献】
【1】Slysz JT, Burr JF. The efficacy of blood flow restricted exercise: A systematic review & meta-analysis. Journal of Applied Physiology. 2019;126(5):1560–1570.

Pilates Studio DEP 和歌山店代表。和歌山県内の病院や老人保険施設、訪問看護で勤務。 医療介護両面から高齢者、難病疾患を中心に地域医療に従事した後、PHI Pilates Comprehensive Instructorとなり大人気店のDEP和歌山店を運営し地域貢献に従事している。