ピラティスを実践するアスリート12選!スポーツ選手が魅了される理由を徹底解説
ピラティスは今、多くのアスリートやスポーツ選手に注目されています。彼らが競技力向上や怪我予防のためにピラティスを取り入れる理由とは一体何でしょうか?この記事では、ピラティスを実践する著名なアスリートを紹介しながら、ピラティスが彼らのパフォーマンス向上にどのように役立っているのか、その効果を詳しく解説します。
- 公開日
- 更新日
Pilates Studio DEP 代表取締役社長。PHI Pilates Comprehensive Instructor、三学会合同呼吸療法認定士、栄養コンシェルジュ2つ星等の専門資格を保有。急性期総合病院や大学病院などで理学療法士として10年以上勤務後、2020年1月にPilates Studio DEPで独立開業。現在、フランチャイズ展開で全国30店舗以上の店舗を出店し、2023年 NEXT AWARDトレーナー・オブ・ザ・イヤーで全国の数多くのインストラクターの中からプログラムディレクター部門の最優秀賞も受賞。日本理学療法士協会の学会奨励賞等の実績もあり。
Index
ピラティスとは?
ピラティスは、ドイツ出身のジョセフ・ヒューベルト・ピラティス(男性)によって20世紀初頭に開発されたトレーニング手法です。
元々は負傷した兵士のリハビリを目的として作られましたが、現在では全身のバランスを整えることによる姿勢やスタイル改善、パフォーマンスアップや不調改善などの効果が世界中で愛され、日本では第三次ピラティスブームと言われる時代が到来しています。
アスリートが注目するピラティスの効果とは?
アスリートがピラティスを取り入れるのは、競技パフォーマンスに直結する多くの利点があるからです。以下に、特に注目すべきピラティスの効果を挙げます。
コアの強化
ピラティスの最も大きな効果の一つは、コア(体幹)の強化です。アスリートにとって、体幹の安定性はパフォーマンスに直結します。バランスを保ちやすくなり、動きに一貫性が出るため、無駄なエネルギーを使わずに力を発揮できます。
また、ピラティスでコアを強化することで身体の基礎部分が安定するため、四肢のアウターマッスルが本来持っている力を最大限発揮でき、パフォーマンスが上がります。
柔軟性の向上
ピラティスでは筋肉を強化する際に反対側の筋肉は伸ばしながら動かすため、柔軟性が自然と改善します。これは、通常の筋肉が最大に伸びたところで止めて伸ばすような静的ストレッチではなく、動的ストレッチというストレッチ方法です。スポーツを行う際には、過度な静的ストレッチを行うとパフォーマンスがダウンしますが、ピラティスはそのようなリスクのない動的ストレッチという点が非常に良いです。
筋パフォーマンスを落とさずに柔軟性が高まると、競技中の動きがスムーズになり、体への負担が軽減されます。これらは、アスリートが高いパフォーマンスを保ちながら怪我を予防するために非常に重要な要素です。
姿勢改善・リカバリー
アスリートはそれぞれのスポーツ特性に応じた同じ動きを繰り返すことが多く、長時間にわたる練習や試合の中で、局所筋肉疲労で身体に負担がかかることによって姿勢が崩れることが多いですが、ピラティスは姿勢を正しく保つための筋肉を強化し、同時に全身の筋バランスを改善します。
正しい姿勢を保つことで効率的な動きが可能になり、インナーマッスルを主体に使って全身を満遍なく使うことにより、疲労も軽減し、回復が早くなります。オフシーズンに積極的にピラティスを行うスポーツ選手が多いのもこのような理由であることが多いです。
怪我予防
ピラティスは筋力と柔軟性のバランスを整えるため、特定の部位に過度な負荷がかかることを防ぎます。また、ピラティスのエクササイズ自体が、適切な動きのコントロールを学習するメソッドであるため、繰り返し行うごとに身体コントロールが上手くなり、無理な動作を避けることができ、怪我のリスクが軽減されます。
特に慢性的な怪我に悩むアスリートには、ピラティスの怪我予防効果が大きな魅力となります。
メンタルの集中力向上
ピラティスは、呼吸と動きを連動させることに重点を置いています。
呼吸は自律神経系と密接に関係しています。アスリートは過度の運動により交感神経が過剰に緊張して常に脳が休めない状態に陥ってホルモンバランスが崩れやすいことが多いですが、エクササイズを行う過程で自律神経系が調整され、心身のリラックスと集中力が高まります。
アスリートにとっては、試合やトレーニング中のメンタルコントロールが重要な要素ですが、ピラティスは質の高い休息を取るという面でも高い効果を発揮します。
今回はアスリートに関してまとめていますが、ピラティスの全般的な効果について詳細に知りたい場合は以下をご覧ください。
▶︎【専門家監修】ピラティスの呼吸全て!初心者〜ベテランの基本ガイド
▶︎ 体幹を鍛えて姿勢改善!マシンピラティスの魅力と効果を徹底解説
▶︎ ピラティス vs ヨガはどっちが効果的?違いを専門家が徹底解説!
▶︎ ピラティスで痩せる?専門家が教えるダイエット効果の真実
パフォーマンスアップを目指すアスリートにとってのピラティスの魅力
ピラティスがアスリートにとって魅力的なのは、その効果が多岐にわたるからです。
コア強化や柔軟性向上、姿勢改善、怪我予防など、どの効果も競技パフォーマンスに直結しています。さらに、ピラティスは特定のスポーツや動作に適応できる動的トレーニング方法であり、リフォーマー1台の単純なエクササイズだけでも800種類以上のバリエーションが実施可能であり、スピードや加速度を加えたり、可動域や筋収縮様式のコントロールの仕方で負荷を変えるなどの調整も加えると、あらゆる競技に合わせたトレーニングが実施可能です。
また、パフォーマンスアップも大事ですが、競技生活が長くなるほど、怪我予防と体力維持、加えてメンタル調整が重要になり、ピラティスはそれらを同時に効率よく満たします。結果として選手生命を延長することにつながるため、多くのアスリートが支持しています。彼らがピラティスに魅了されるのも頷けます。
ピラティスを実践するアスリート・スポーツ選手
では、これまでピラティスを日常のトレーニングに取り入れていたことが確認しているアスリートの方々をご紹介します。
クリスティアーノ・ロナウド
サッカー選手。強靭な体幹と柔軟性を維持するためにピラティスを導入。Instagramにてピラティスをしている様子を公開。
https://www.instagram.com/p/BQs-cUqFbG0/?igsh=bjk0NG8xc3lpOWkz
羽生 結弦
フィギアスケート選手。軸の強化のために取り入れられている様子が公開されていた。
近江 克仁
アメリカンフットボール選手。2020年日本代表主将。YouTubeにてエクササイズをしている様子が公開されている。
井岡 一翔
プロボクサー。元WBA・WBC世界ミニマム級統一王者。元WBA世界ライトフライ級王者。元WBA世界フライ級王者。元WBA・WBO世界スーパーフライ級王者。世界4階級制覇王者。Instagramにてピラティスをしている様子を公開。
https://www.instagram.com/p/CrLX9B0vN3W/?igsh=MWUzcjZiaXY4d2xpMQ==
栗原 恵
元女子バレーボール選手、スポーツキャスター、タレント、モデル。2004年アテネ、2008年 北京のオリンピックに出場。Instagramにてよくピラティスをしている様子を公開。
https://www.instagram.com/reel/C3SLjovPSyU/?igsh=YWNjOW1yNjF1amNl
アンディ・マリー
元プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス1位、これまでにATPツアーでシングルス46勝を挙げている。リハビリとしてピラティスを活用。
https://www.facebook.com/share/r/125cUZgGxzp/?mibextid=UalRPS
レブロン・ジェームズ
バスケットボール選手。NBA史上最高のバスケットボール選手の1人として、史上最も偉大なバスケットボール選手を巡る議論でマイケル・ジョーダンと比較される。YouTubeでピラティスで全身のバランスを整えている様子を公開されている 。
三嶋 一輝
野球選手。スポニチの三島選手の取材記事で、“「幸運のピラティス」を継続する。中継ぎに転向した17年頃からトレーニングに取り入れたエクササイズのピラティスは「体が動くし、今ケガがないのがこれのおかげもある」と好調の要因となっている。”と掲載されている。YouTubeでもトレーニングの様子が公開されています。
タイガー・ウッズ
ゴルファー。キャリアにおける数々の栄光から、「史上最高のゴルファー」と称されることもある。タイガーウッズが基礎トレーニングとしてピラティスを取り入れていることはよく知られているが、有効リンクなし。
ノバク・ジョコビッチ
テニス選手。全豪オープンでの最多優勝10回を含む、グランドスラム男子シングルスで記録的な24回の優勝。トップパフォーマンスを維持するためにピラティスを活用。
https://www.instagram.com/p/CI8zKRFnjWt/?igsh=Z3Q5Nzdkc20xb2t6
川辺 駿
サッカー選手。サンフレッチェ広島。当店でもレッスンされておりInstagramに様子を公開しています。
https://www.instagram.com/reel/DATJidpCaz-/?igsh=aDIza3puZGcxNThk
成田 佑美
ボクシング第4代ミニマム級チャンピオン、第7代OPBF東洋太平洋ライトフライ級チャンピオン。元々、ピラティススタジオDEP本店に通われており、ご自身でスタジオまで始められてしまいました♪ 本当に素敵です。
まとめ
ピラティスはアスリートにとって、パフォーマンス向上と怪我予防において非常に効果的なトレーニング法と言えるでしょう。
実際にピラティスを取り入れているスポーツ選手たちは、その効果を実感し、長期的な競技力の維持に役立てています。
もし、あなたがアスリートとして次のレベルを目指しているのであれば、ピラティスを取り入れてみるのも一つの方法かもしれません。
なお、ピラティススタジオDEPでは、現在、初回体験キャンペーン中で破格の金額を実施しており、効果を体感できなかった場合は全額返金保証でレッスンをご提供しています。お近くの店舗にお気軽にご連絡ください。
※ありがたいことに沢山のご予約を頂いております。レッスン枠には限りがございますので、興味があればお早めにご予約ください。
Pilates Studio DEP 代表取締役社長。PHI Pilates Comprehensive Instructor、三学会合同呼吸療法認定士、栄養コンシェルジュ2つ星等の専門資格を保有。急性期総合病院や大学病院などで理学療法士として10年以上勤務後、2020年1月にPilates Studio DEPで独立開業。現在、フランチャイズ展開で全国30店舗以上の店舗を出店し、2023年 NEXT AWARDトレーナー・オブ・ザ・イヤーで全国の数多くのインストラクターの中からプログラムディレクター部門の最優秀賞も受賞。日本理学療法士協会の学会奨励賞等の実績もあり。